妊娠初期に必要な栄養素として、葉酸があります。

その必要性は母子健康手帳にも記されるようになり、厚生労働省も摂取を推奨していますがなぜでしょうか。

 

その理由の一つが、葉酸不足になると胎児の神経管閉鎖障害のリスクが高まるためです。神経管閉鎖障害とは、妊娠初期に起こる胎児の先天性異常の一つです。脳や脊髄のもととなる神経管が妊娠4〜5週に作られるため、この時期に特に葉酸が必要となります。

 

葉酸不足さえ気をつけていれば完全に神経管閉鎖障害のリスクを避けられるというわけではありませんが、必要な量を摂取することによって、発症リスクを抑えられるというデータがありますから、妊娠を望んだその時から積極的に摂取するよう心がけましょう。

 

それでは、葉酸不足にならないためにはどの位の摂取量を目安にすればよいのでしょうか。厚生労働省が推奨するのは、1日あたり400μgです。葉酸は緑黄色野菜やレバーなどに含まれてはいますが、加熱料理に弱いため、必要量を普通の食事で摂取するのはとても難しいのです。そのため、手軽に、確実に1日当たりの摂取量をクリアするにはサプリを利用するのが一番です。厚生労働省も、不足分はサプリで補うように推奨しています。

 

とはいえ、健康志向の高まりと、自然食品へのこだわりから、出来る限りサプリは利用したくないという人もいるでしょう。ですが、毎日必要摂取量を気にしての食事作りは大変でストレスも溜まります。加えて妊娠中はつわりなどで食欲も落ち、思い通りに体が動かせないこともあるでしょう。そんな時でも小粒なサプリならば飲みやすいですし、何より簡単で続けやすいはずです。

 

もちろん、葉酸が必要なのは妊娠中に限ったことではなく、授乳時にも必要な栄養素なのです。赤ちゃんにとっても、そしてお母さんの健康にとっても大切ですから、葉酸の摂取は長く続けていきたいものです。美容にも効果がありますから、ぜひサプリで手軽に摂取することを検討してみてください。

 

参照:葉酸サプリのお役立ちサイト

葉酸はサプリで摂っても食事で摂っても同じ?それとも違う?

妊娠初期は、お腹の中の胎児が活発に細胞分裂を繰り返す時期です。葉酸はそれを助ける働きをするので不足すると赤ちゃんの先天異常のリスクが高まるといわれ、積極的に摂取するよう勧められます。

 

葉酸の摂取に、サプリメントは欠かせないのでしょうか。それとも食事からの摂取で間に合うのでしょうか。食事から摂取する葉酸は「ポリグルタミン酸型葉酸」といいます。これが体内に入ると酵素分解という過程を経て「モノグルタミン酸型葉酸」という形になって吸収されるのです。サプリメントは、モノグルタミン酸型葉酸が使われているので非常に吸収されやすく、食事からとるよりも効率よく摂取することができます。

 

また、葉酸は熱や水に弱い性質があるので調理にも注意が必要です。葉酸の含有量が多い食品を意識してとるようにしていても、調理過程で半減してしまい思うほど摂取できていない場合があります。ただ加熱調理をした方が、より多くの野菜を食べることができるので、調理過程で熱を加えすぎないように気をつけて、さっと湯通しするなどすると良いと思います。また、葉酸は酸化や直射日光にも弱いので保存にも注意がいり、できるだけ新鮮なものを食べるようにすることが望まれます。

 

さらに、妊娠初期にはつわりに悩まされる方も多いでしょう。つわりがひどいと、食事もままならなくなってしまいます。匂いに敏感になるので調理するのも苦痛に感じることもあります。そのような中で、葉酸をはじめとする栄養バランスを考えた食生活をするのはとても大変です。その点サプリメントであればカプセルやタブレット状なので、つわりの最中でも飲みやすく、続けやすいのではないでしょうか。

 

特に葉酸の摂取が望まれる妊娠初期の方は、つわりのことを考えても吸収の良い葉酸サプリを利用するのが良いのではないでしょうか。葉酸は妊婦さん以外の人にも必要不可欠な栄養素なので、日常的に葉酸を多く含む食品を食べるように心がけることはとても大切です。

妊活(妊娠活動)中に葉酸を摂っておいたほうが良い理由は?

葉酸は妊婦さんにとっては必須の栄養素と言えます。母子手帳にも葉酸を摂取する重要性は記載されています。

 

妊婦さんに葉酸が不足してしまうと、お腹の赤ちゃんに先天性の奇形が生じてしまったり、流産や死産の危険性が高まると言われています。しかし、葉酸は妊娠がわかってから摂取しても遅い場合もあり、妊活中から摂取しておくことで着床率を上げたり、流産や死産の危険性をさらに低下させると言われています。

 

胎児の成長は細胞分裂の連続とも言えます。お母さんのお腹の中で細胞分裂を繰り返すことで人間の身体を作り上げていきます。葉酸は細胞分裂を行うのに必須の栄養素のため、葉酸が不足することで上手く細胞分裂ができなくなってしまい、脳や脊髄の成長が上手くいかなくなってしまった結果先天性の奇形が生じてしまう可能性が高まります。それが原因となり流産や死産といった悲しい出来事が起こることもあり得ます。

 

さらに葉酸は受精卵の着床を助けるとも言われています。受精卵は、お母さんの子宮の中の子宮内膜に着床し、そこで成長していきます。子宮内膜が厚くて柔らかいことで着床率が上がると言われています。さらに葉酸は受精卵の染色体異常を予防する効果がある可能性があると言われています。

 

染色体異常のある受精卵の着床率は低いのですが、染色体異常のある病気と言えばダウン症があげられます。葉酸にはダウン症を予防する可能性があるという研究データも発表されており、ますます妊娠のためには葉酸が必要不可欠な成分であると言われています。

 

このように妊娠した時から葉酸はお腹の中の赤ちゃんのために必要な成分です。妊婦さんに必要な葉酸は1日に480マイクログラムと妊娠していない人の倍の量が必要となります。葉酸は摂取しすぎても尿として排出されてしまうため、過剰摂取を心配しすぎることはありません。

 

480マイクログラムを目安に食事やサプリで葉酸を摂取し、元気なあ赤ちゃんを授かるための手助けにしたいものです。